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こんなとき、ペアワークが効く!ペアワークの使いどころとポイント

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はじめに

こんにちは、Journal編集部です。A.C.O.ではより良いデザインを創り出すために、さまざまな働き方を日々模索しています。その一環として、A.C.O.では数年前から「ペアワーク」を取り入れています。今回は、私自身や周囲のデザイナーがどういったときにペアワークを行っているか、パターンを紹介します。

ペアワークとは

「ペアワーク」は、二人一組で作業を行うことです。開発手法として有名な「ペアプログラミング」が元になっており、デザイン作業の場合は「ペアデザイン」と呼ばれることもあります。

ペアワークでは2人それぞれに役割があります。アイデアを出したり実際に手を動かす「ドライバー」とドライバーのアウトプットを俯瞰して問題点を指摘したり他のアイデアを提案する「ナビゲーター」です。それぞれ「ジェネレーター」と「シンセサイザー」と言われることもあります。

ペアワークには一般的に次のようなメリットがあると言われています。

  • 意思決定の効率が良くなる
  • コミュニケーションコストが削減される
  • メンバー間でナレッジを共有できる
  • 1人で悩む時間が減る
  • ペアワークの使いどころ

    ①プロジェクトやワークショップのプロセスを設計するとき

    1人がプロセスを考え、もう1人が妥当性・実現可能性を確認することで、効率よく無理のない設計ができます。1人が全体を考えながら、もう1人が詳細を詰める分担方法もあります。

    プロジェクト設計では多くの場合、職種を超えた組み合わせになります。例えば、プロジェクトマネージャーとデザイナーがペアになってプロセスの全体と詳細を同時に作り込んだり、UXデザイナーとUIデザイナーがペアになってUXデザインからUIデザインのつなぎこみを考えたりすることがあります。ワークショップ設計時は基本的にUXデザイナー同士がペアになります。

    ②フェーズを移行するとき

    UXデザインからUIデザイン、UIデザインから開発へとフェーズを移行するときもペアワークが役立ちます。UXデザイナーとUIデザイナー、UIデザイナーとエンジニアといった組み合わせで作業することでコミュニケーションコストの削減だけでなく、仕様や前提の検討漏れを防ぐメリットもあります。

    私自身、つい最近UIデザイナーと体験設計から画面設計までペアワークで進めましたが、効率の良さや検討漏れ以外に、体験における提供価値がブレることなく画面に落とし込めるメリットもありました。

    ③ナレッジの共有

    デザインプロセスを教えるためにシニアデザイナーとジュニアデザイナーがペアワークを行うことも多いです。シニアが作業しながらポイントを伝え、ジュニアは都度質問し、スキルを伝授します。

    また、異職種間でお互いのナレッジを交換しながら作業を進めるときもあります。たとえば、サービスの戦略設計時にビジネスデザイナーとUXデザイナーがペアワークすることで、ビジネスサイドとユーザーサイドの両側面を考慮できます。デザイナー自身がスキルの幅を拡げる機会にもなります。

    ナレッジ共有という観点では、クライアントと行う場合もあります。クライアントにしかわからない業界の専門知識や制約を取り入れながらデザインや開発を進められます。

    今挙げたパターン以外にも心理的な目的の場合もあります。

    ④散らかった思考を整理したいとき

    「壁打ち」と似ていますが、自分の考えを説明しながら、もしくは相手にインタビューしてもらいながら作業すると整理されていきます。ただ、整理しているうちにさらに考えが散らかることもあります。ただし、「ここからはひとりで考えた方が良さそう」と感じたらペアワークを切り上げることがポイントです。無理矢理続けた結果、お互い混乱してさらに散らかっていく…という悪循環に陥ったことも過去にありました。

    ⑤作業に自信を持てないとき

    研修やはじめてプロジェクトに入ったときなどは新しいことばかりで何をしたら良いか、作業が合っているのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。そんなときもペアワークを活用します。研修に参加しているメンバー同士でのペアワークは気軽に相談できるので考えることへのハードルを下げられます。互いに教え合いながら、都度わからないところを共有することで学びの効率も良くなります。

    ペアワークを行うときに気をつけること

    ここまでペアワークの実践例を挙げてきました。ここからはペアワークを行うときに気を付けるポイントを紹介していきます。

    目的を明確にする

    ペアワークの時間で何を達成すべきか、事前に整理し明確にしておきます。目的を決めずに作業を開始すると、ただ時間だけが過ぎていってしまいます。

    目的に合った相手を選ぶ

    目的によって最適なメンバーを選びます。メンバーがミスマッチだと目的から外れたペアワークになってしまいます。

    どのような視点で意見が欲しいのかによって、ペアワーク相手のスキルセットを選ぶ点もポイントです。デザインのスキルに関わらず、発散が得意な人・リスクヘッジが得意な人・最新のトピックに詳しい人など得意なことで選ぶこともあります。

    前提を共有できるよう準備しておく

    ペアワークの時間を有効に使うためには、プロジェクト全体のゴールや背景、これまでの自分の考え、悩みのポイントなどを明確に伝えられるような準備が必要です。ペアワークは自分だけの作業ではなく、共同作業です。他のメンバーの時間をもらっているということを意識し、効率よく作業を進めることを心がけましょう。

    共同作業ができる環境を用意する

    一緒に作業できる環境の用意も必要です。オンラインであればmiroやFigmaなど、共同作業ができるツールの用意、オフラインであればモニターなどを用意しておきましょう。

    さいごに

    今回はペアワークをテーマにA.C.O.の取り組み方を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

    1人での作業が行き詰まったときには、ぜひペアワークを取り入れてみてください。

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    by Monstarlab Design Journal

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