- 2022.01.11
こんにちは、A.C.O. Journal編集部です。今回は、A.C.O. Designers Podcastから、UIデザイナーが面接でよく聞かれることについて話した回を記事としても紹介します。Podcastは以下からもお聞きいただけます。
登場人物
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石井 宏樹
早稲田大学創造理工学研究科建築学修了。建築設計事務所にて意匠設計の経験を経て、現在に至る。デザイン担当。デザイン部所属。
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益田 絢子
益田 絢子・Designer。上智大学総合人間科学部社会学科卒業後、通信大手会社に勤めながら、京都造形芸術大学通信教育部情報デザインコース学士課程を修了。外資系ITコンサルティング会社でSEを経験後、現在に至る。
石井: 今回は、UIデザイナーが面接でよく聞かれる質問に答えていきたいと思います。自分も益田さんも、面接をすることが多いと思うんだけど、面接で聞かれることって結構同じものが多く、みんな気になっているのかなと思うものをピックアップし、紹介していきたいと思います。
益田: 働き方について聞かれることは多いですよね。たとえば、会社の雰囲気やリモートワークの割合を聞かれることはよくあります。
石井: 会社の雰囲気は中にいるとわからないことが多くて、他の会社と比べるとどうかなと自分も思うんですが、会社としては、話し合ったり議論したりする時間が多いかなと思います。中途で入社した人に会社の雰囲気を聞いてみると、言語化やプレゼン、説明がうまいメンバーが多いと言われたことがありますね。
益田: 嬉しいですね!
石井: リモートワークでいうと、現在はほとんどがリモートワークだと思います。6月ぐらいに、会社の出勤割合を調査したときは7割ぐらいだったと思うのですが、出勤している人数を見ていると今はもっと上がっているのではないかと思います。
益田: 今はコロナが流行っているのもあるから特にですね…。
石井: そうそう。コロナで行きづらい雰囲気がありますね。会社として出社しなきゃいけない日はなく、業務もリモートワークで完結できます。首都圏以外に住んでる人は現時点ではいないのですが、郊外に住んだり、引っ越した人もいたりしますよね。
益田:夏休みやお正月、帰省して2ヶ月実家でリモートワークする人も多いですね!
石井: 自分は実家も首都圏なので、そんな機会ないですけどね(笑)
益田: 私もです(笑)リモートワークでも、Slackでは仕事だけでなく、フラットな会話ができるチャンネルもあるので、和気藹々としてますね。
石井: クライアントワーク以外でコミュニケーションを取る人が限られてくるので、プロジェクト以外に、社内で雑談のようなコミュニケーションを取ることに気を遣ってはいますね。デザインの制作会社は仕事が忙しいイメージがまだあるみたいなんですが、残業はかなり少ない方だと思います。
益田: 会社としても、社員の健康状態は気にかけてくれていますよね。あまり遅くならないよう気を遣ってくれたり、残業する場合は深夜残業手当も出すようにしてくれています。
石井: 会社の方針として、どんなに忙しくても残業は45時間を超えないようにベースを定めています。自分は45時間超えた記憶はないですね。
益田: 石井くんは仕事をテキパキこなしているイメージありますね(笑)
石井: 仕事の受け方にも関係しているかもしれないです。A.C.O.は準委任契約という契約形態でプロジェクトを受けています。準委任契約は、成果物ではなく時間に対してお金をいただいている契約形態なので、そもそも時間をオーバーして働くということが起こりづらいのだと思います。
益田: それはあるかもしれません。あとはフルフレックスなので、自由に勤務時間を調整できるのも良いですよね。
石井:たしかに。平日の昼間に病院に行ったり、早めに夕飯を食べて夜働くなどすることもありますね。ミーティングは他の人と時間を合わせる必要はあるものの、かなり柔軟かなと思います。
益田: あと一番聞かれることが多いのが、「UIデザイナーで応募しているがUXデザインもできるか」という質問。
石井: 結論から言えばできますね。まず、UXとUIの切り分けはすごく難しいので、ケースバイケースですよね。
益田:プロジェクトやスキルにもよりますよね。 UIデザイナーでもUXデザインが好きな人は、UXのプロジェクトに入ることも多いです。逆もしかりで、見た目のデザインに力を入れる人もいるかと思いますね。
石井: スキルとプロジェクトの必要に応じてという部分が強いですよね。規模の大きいプロジェクトの場合は、UXデザイナーが主導して入ることが多いんですけど、スピード感重視のプロジェクトではUIデザイナーがUXデザインのプロセスや役割を担うことも結構あるかなと思いますね。
益田: プロジェクトについての質問も多いですね。「プロジェクトにメンバーをどのようにアサインするか」という質問もよく聞かれます。
石井: 気を遣っている点としては、プロジェクトごとになるべくデザイナーを2人以上アサインして、レビューや議論ができる体制を作ってます。うまくいかないときに、1人でやっていると原因などが見えづらくなるので。
益田: デザイナーそれぞれに得意分野があるので、いろいろな視点で1つのデザインを考えたり分担して、よりよいクオリティーを追求することを会社としても大切にしてますよね。
石井: たとえば、情報設計が得意なUIデザイナーとグラフィックやディレクションが得意なデザイナーを一緒にアサインしてやってもらったりとかですね。益田さんと自分も同じプロジェクトに入っていて、まさにそういう感じでした。UXデザイナーと一緒にプロジェクトに入るときも同じ感じですね。UIとUXの両方が得意なデザイナーが入るときもあれば、UXに強い人とUIに強い人が2人入るときもあります。本当にケースバイケースですよね。
益田: 縦割りで決めているわけではなく、ケースバイケースで人によりけりという感じです。人の特性とかをよくみてアサインしてもらっていますね。アサインする側はすごく大変そうですけど(笑)
石井: 会社側からするとアサインの調整が大変で、効率化を図っていきたい部分ではあります。アサインされる側やプロジェクトのクオリティーの観点からすると、とても良いと思います。アサインに関してよくもらう質問としては、1人あたりが担当するプロジェクト数もよく聞かれます。
益田: 聞かれますね。
石井: A.C.O.では、1人当たりのプロジェクト数が固定されているわけではなく、1つの場合もあれば2〜3件持つことも多いかなと思います。
益田: だいたい2〜3件の時が多い気がします。
石井: 新規サービスの立ち上げのプロジェクトでは、UXのプロセスからUIのデザイン、開発をするとなると1年間ぐらいかかります。その間、デザイナーは同じ作業量がずっとあるわけではなく、プロジェクトによってアサイン率を変えていますよね。
益田: 厚く入る時と薄く入るときがありますよね。
石井:そうそう。あと気を使っているのは、UXデザインプロセス中も、UIデザイナーに最初からプロジェクトに入ってもらってリサーチから参加してもらっている点ですね。
益田: こんな感じで、面接でよく聞かれる質問をとりあげられたと思います。
石井: 今日はありがとうございました!
A.C.O. Designers Podcastでは、A.C.O.のメンバーがデザインに関する話から雑談まで、幅広いテーマで話しています。今後も更新していきますので、お楽しみに。
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by Monstarlab Design Journal
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