- 2024.02.28
こんにちは、モンスターラボでデザイナーをしている御園です。モンスターラボには音楽関連の事業があるのをご存じですか?もともと会社の起源が音楽事業だったこともあってか、モンスターラボには音楽に精通した社員が何名も在籍しており、その音楽性は多種多様です。先日、全社員が参加する会議体「全社会」の後の懇親会で社員の音楽家たちにDJを披露してもらいました。今回は実際にイベントでDJをしてくれた3名に、イベントで流した曲や音楽、最近考えていることについて教えてもらいました。
Technology 國井さん
自己紹介
- 國井
- エンジニアの國井です。バックエンド、インフラの開発をしてます。最近は生成AIのプロジェクトを担当しています。普段は渋谷、下北沢のライブハウスなどでDJすることが多いです。
普段のDJをする際の音楽ジャンル
普段はWorldやAfloを基調にしたElectronic・Houseまたは渋谷系(オルガンバーの小西康陽さんと渋谷のラジオの渋谷系の影響)のどちらかでやっています。その日の気分とイベントの雰囲気次第で変えています。
今回のイベントで流した曲
Raz & Afla – Check Yourself (Live at Fossil Studios, London 2022)
Montparnasse Musique – Panter (Official Video)
20TH CENTURY FLIGHT / SPIRAL LIFE【Official Music Video】
個人名盤
ずっと、夏が嫌いだった。けれど、高2の夏果てにふと出会ったこの1枚。その瞬間からそんな夏が終わるという事実を実感して涙が出るようになったくらいに、一生聴き続けるであろう名盤です。
lust-rei harakami
イベントの感想や最近考えていること
なんというか、やっぱり、音楽っていいんです。例えば、ビートルズなんかを聴くと、いまでも思い出すことがある。iPodもウォークマンも買えないけれど、どうしても音楽が好きで身近にあってほしかった頃の記憶。たんまり曲を入れた8GBのメモリースティックデュオ。それをPSPに差し込んではiPod代わりにして聴きながら塾に通っていたこととか…
あの日あの時のあの場所での記憶を思い出しては、色々な心情に馳せたり、聴き慣れない音楽にビビッと刺激を受けたり、もはや出来事は思い出せなくても懐メロだなあなんつってキャーキャー言えちゃう最高な全ての音楽..ありがとう…
DJイベントでそういう思い出話、懐メロだとか、こんな音楽があるんだとか、色々な声が聞けてすごい嬉しかったです…新旧、人の記憶に触れられてはみんなが笑顔になるのはいいことでした。またやれたら嬉しいです。
Growth & Quality 赤井さん
自己紹介
- 赤井
- 渋谷や新宿のクラブでDJとして活動してます。モンスターラボではグロース/運用保守/セキュリティ/QAなどでPMやってます。赤井です。
普段のDJをする際の音楽ジャンル
普段は韓国で流行っているクラブミュージックや、ハンガリーで流行っているMinimalなジャンルを中心にプレイしているのですが、今回のイベントでもそういった音楽をチョイスさせていただきました。
今回のイベントで流した曲
Cola Shampoo
Alan Walker – The Spectre
James Hype – Drums (feat. Kim Petras)
イベントの感想としては、とりあえず準備(主に音響設定とセッティング)の部分が大変でした(笑)でもイベント運営って楽しいものがありますので悪くないです。僕は音楽が好きでみなさんとも好きをシェアしたいと思って活動しているので、普段クラブにあまり行かないような人たちにもいろんな音楽を知って楽しんでいただけていたら嬉しいですね。
クラブっていう場所でのDJだけではなくて何かの催しやバーとかレストランで皆さんが心地良いBGMを提供するのも好きなので引き続き機会があればやりたいですね。
今後も仕事に音楽に全力で楽しんでいこうと思います。機会があれば音楽の話がもっとできると良いですね。
Solution Architect 三上さん
自己紹介
- 三上
- 自称ダンサー(house, afro)、趣味音楽家(Bitwig)、仕事はPM、な老人。好きな言葉は”年功序列”。ここの全曲にいいねしてください。
今回のイベントで流した曲
へなちょこなPopsが好みなので会場の空気がへなちょこになるように選曲してみました。
ふしぎなメルモ(OP/ED)
牧瀬里穂 Miracle Love
Aldous Harding – The Barrel (Official Video)
イベントの感想や最近考えていること
AIが名曲を生み出す日が来るのかという疑問は、以前からありました。「多くの音楽を聴いて、自分なりの解釈で新しい音楽を生み出す」ことは、人間がやっていることですが、AIでも似たようなプロセスだと想像します。更にAIでは、大量の情報を短時間で処理できます。
ただ、多くの人が「あぁ、良いわ」と思える音楽をAIが作れる気は(今のところ)しません。おそらく、学習のための正解データを「与えにくい」ことが一因かと思います。
ちょっと横道にそれます。以前、AIが生成したある動画に感動した覚えがあります。これを機に、後から似たような動画が多数レコメンドされてきましたが、最初に見た動画以上のものはありませんでした。「何が違うの?」と考えると、その動画は「思いが伝わってくるような気がした」ということかなと思っています。おそらく偶然なのでしょう。
感動とは「思いが伝わる」ということかもしれません。作者の脳にあるイメージが受け手の脳に再現され、それが良ければ感動する。一方、AIは巷ににある断片を寄せ集めるだけなので、伝えるべきイメージ(=思い)が存在しません。そのため、受け手は、統一感の無いぼんやりしたイメージしか持てません(こういう人っていますよね。悪い意味で「AIっぽい」という言葉が今後使われそう)。結果的に、名画や名曲は、そう簡単に生み出されることは無いと思うのです。
最後に
この記事を読んでいただいた方も、お気に入りの音楽に出会えていたら嬉しいです!今後も社内の音楽家たちを追って行きたいと思っていますので、お楽しみに!
この記事を御三方に依頼した時、快諾してくださりとても嬉しかったと同時に、とてもワクワクしました。部署が違うので、普段仕事で一緒になることが少なかったのですが、社内のイベントを通して話す機会があり、交流できたことで今回の記事に繋がりました。ありがとうございました!
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by Hanaka Misono
制作会社にてランディングサイトやコーポレートサイトなどのデザインを経たのちモンスターラボへ入社。現在はアプリのUI領域をメインに担当。
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