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“個”から“チーム”へ。コーポレートデザインサークルが動き出しました!

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こんにちは。デザイナーの渡邊です。5月にStrategy&Designでモンスターラボのコーポレートデザインを行うサークルが発足しました!この記事では、私も所属しているコーポレートデザインサークルの立ち上げ経緯や活動内容について紹介していきます。

コーポレートデザインサークルとは

コーポレートデザインサークルとは、モンスターラボのコーポレートデザインを行うサークルです(Strategy&Designでは、グループ内のさまざまな運営を「サークル」という単位で行っています)。モンスターラボのブランドイメージの維持・向上を目的に活動していて、具体的にはブランドガイドラインをもとに、コーポレートサイトやLPのデザイン、プレスリリースの画像やブログのサムネイルなど、モンスターラボとして発信するもののデザインを担当しています。

現在、サークルには6名のデザイナーが所属しており、それぞれがクライアントワークと並行しながらコーポレートデザインの活動も行っています。

直近の制作物

①DXブログのサムネイル

DX推進に役立つ情報を発信している、モンスターラボのブログ記事のサムネイルデザインを刷新しました。(モンスターラボDXブログ

②AIソリューションLP

モンスターラボのAIソリューションをまとめたLPをデザインしました。(モンスターラボのAIソリューション

③イベント

イベントに出展した際に使用したポスターやフライヤーをデザインしました。

④ディスプレイ広告

モンスターラボのディスプレイ広告をデザインしました。

⑤プレスリリースのサムネイル・画像作成

モンスターラボの新ソリューションのプレスリリースの画像を作成しました。

サークルで活動することのメリット

これまでのコーポレートデザインはデザイナー稼働が必要なタイミングで担当部署から依頼が届き、都度アサインを決定する形式が中心でした。もちろんその状況ごとに最良のアウトプットは出せていましたが、リソースが限られている中、どうしても個人の判断やスキルに依存してしまう面がありました。

サークルとして活動するようになってからは、柔軟なリソースを確保できるようになり、安定して質の高いデザインをアウトプットできるようになりました。そして一番の大きな変化は、チーム全員が同じ視点に立って共通の目標に向かってより良くしようと制作に取り組めるようになったことだと思います。サークルとして動くことで、一人ひとりのモチベーションが上がったり、複数のデザイナーが意見を出し合ってデザインをブラッシュアップしていくことができるようになり、よりクオリティの高いデザインができていると感じています。

合わせて生まれるメリットとしては以下の二点があります。

1 色々な案件に携われる

コーポレートデザインサークルに所属するメンバーは、コーポレートデザインだけでなくクライアントワークにもアサインされています。メンバーにもよりますが、およそ15-20%の工数をコーポレートデザインにあてています。サークルメンバーは基本的にはビジュアルデザインをメインのスキルとするデザイナーが多いですが、「UIをメインスキルにしているけど、ビジュアル作りにももっと携わりたい」というデザイナーも参加してくれています。

専任での体制の方が作業効率は良いかもしれませんが、クライアントワークと並行していくことで新しい視点が加わったり、デザイナー自身も様々なデザインに触れてスキルアップできるのも大きいメリットだと考えています。

2 デザイナー同士の横の繋がり

二つ目のメリットは、デザイナー同士の横の繋がりが生まれたことです。クライアントワークではスキルの組み合わせの都合上、特定のデザイナー同士でアサインされることが多く、一緒に仕事をするデザイナーが固定化されることが多いです(デザイナーが一人だけで入るプロジェクトもあります)。コーポレートデザインサークルでは普段一緒にアサインされないメンバーと作業する機会ができ、その人の知らなかった一面やスキルを知れたり、デザイナー同士でデザインについて議論ができたりと、とても良い繋がりができているなと感じています!

これから取り組んでいきたいこと

1 体制面

サークル発足から数ヶ月が経ち、タスクやスケジュールの流れもつかめてきました。これからは、業務量を見える化し、クライアントワークともバランスよく両立できる体制づくりを進めていきます。あわせて、デザイナー同士でアセットを共有したり、AIツールを積極的に取り入れることで、より効率的かつ柔軟に取り組める仕組みを整えていきたいです。

2 デザイン面

2024年にリニューアルしたブランドガイドラインに沿って、今後も順次デザインをアップデートしていく予定です。特にアイコンやイラストなど、ガイドラインで細かく定義されていない領域については、デザイナー同士で方向性を話し合いながら統一感を持たせていきたいと思います。月一回、コーポレートデザインについてサークルメンバーで会話を行うミーティングがあるので、そういった場を通じて、ガイドラインに準拠しながらも柔軟で一貫性のある表現ができるよう、認識のすり合わせを進めていければと考えています。

サークル運営メンバーの意気込み


益田

S&Dサブマネージャー兼ブランドデザインチームリーダーの益田です。
専任デザイナーの退職をきっかけにこのサークルを立ち上げましたが、心強いメンバーが集まってくれたことを嬉しく思っています!私が目指すのは大きく2つです。
1つめは、PR・マーケの目的はもちろん、経営方針を理解したうえで、それをデザインに反映し、ブランドイメージを築くこと。「ビジネスとデザインは不可分である」ことを示し、その“つなぎ役”を担っていきたいと考えています。
2つめは、所属デザイナーのスキルや経験値を高め、キャリアを強くしていくこと。インハウスだからこそ挑戦できる場をつくり、そこで得た知見をクライアントワークに還元し、多様な動きを自らの武器にしていってほしいと思いますし、そのために自分も頑張りたいです。


岩田

サークルリードの岩田です。
まだ駆け出しの取り組みですが、私はメンバーが安心してコーポレートデザインに関わることができるように日々工夫をしていきたいと思っています。たとえば、困ったポイントを共有し対策を考えるKPT法を使った振り返りや、週次でメンバー状況のヒアリングを実施し、アイデアを吸い上げています。それらを自分たちで実行したり、他部署と連携したりしながら、少しずつこのサークルの運営が軌道に乗っていくように動きたいと思っています!
さらにコーポレートデザインの品質を向上させることも私たちがすでにやっており、継続していくべきことだと思います。モンスターラボらしさをビジュアルコミュニケーションを通して直感的に伝えることができるような制作物を、サークルメンバーと協力してたくさん作っていく予定です。

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by Yuri Watanabe

銀行で法人営業を経験後、桑沢デザイン研究所専攻デザイン科にてビジュアルデザインを学ぶ。2020年A.C.O.(現モンスターラボ)に入社。

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