- 2020.08.27
こんにちは!A.C.O. Journal編集部です。webやアプリ制作のプロジェクト管理を進めていくと、ちょっとした課題や困りごとが多々発生しますよね。
「便利なツールやサービスを使えば簡単に解決できたのに、余計な時間を使ってしまった…」
「もっと早くこのツールが知りたかった!」
なんて思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
今回はA.C.O.の現役プロジェクト・マネージャー(以下、PM)が、プロジェクトを進行する中で実際に直面した課題と、それらを解決してくれたおすすめのツールを紹介します!
使ったことのないツールがあればぜひ試してみてください。
(価格詳細はサービスサイトにてご確認ください)
1.WBS・ガントチャートを作るのが大変?
プロジェクトの進行に欠かせないWBSとガントチャート、みなさんはどんなツールで作成していますか?
大規模なプロジェクトになるとタスクが1,000行に及ぶこともあり、作成するのにはなかなか時間がかかります。とはいえチームメンバーとスケジュールを確認したり、クライアントへの進捗共有にも使うため、みやすいアウトプットと更新のしやすさが求められます。
『Excel』や『Google スプレッドシート』で作成することも可能ですが、細かな調整で意外と時間がかかってしまうのが難点でした。
A.C.O.のプロジェクトでは『smartsheet』というツールを使い、スケジュール作成をすることが多いです。タスクの開始日と期限を入力するだけでガントチャートを勝手に引いてくれたり、先行タスクを設定して依存関係を保持しながら微調整ができたりと、痒いところに手が届く機能が揃っています。
価格:有料 (個人:¥1,550/月 ビジネス:¥2,768/月)
2.ブラウザを開きながらメモしたい?
PM・ディレクターの方であれば、打ち合わせ時に議事録やメモをとる機会も多いと思います。Macのメモやテキストエディタ、『Notion』、『Evernote』などさまざまありますが、自分にとって使いやすいツールを見つけることで仕事の効率化が図れます。
私が使っている『grt memo』はブラウザを開きながらメモを残すことができます。『Google Meet』など、ブラウザでのオンライン会議をするときは非常に相性が良いです。
ボタンを押したら書けるシンプルさが気に入っていて、URLボタンを押すと開いているページのURLを記録してくれるのも便利です。私はちょっとしたメモを『grt memo』、本格的なドキュメントは『Google ドキュメント』と使い分けをしています。
価格:無料
3.修正依頼箇所をわかりやすく伝えたい?
エンジニアに作ってもらったサイトを確認していると複数修正したい箇所が…
みなさんはどうやって修正箇所を共有していますか?
キャプチャをSlackに貼り付けてコメントで補足する方法もありなのですが、やりとりの追記がしづらかったり、「あれ?どこでやりとりしてたっけ?」となりがちです。
A.C.O.では『Awesome Screenshot』を使うメンバーが多いです。Google Chromeの拡張機能のため使い方も簡単で、キャプチャを取りたい画面でChromeタブ内のアイコンを押すだけ。クリック1つでURLが発行される点もありがたいです。
画面キャプチャとURL共有、コメントが一緒にできるのが非常に便利です。無料でも十分使える。
価格:無料 (有料プラン有)
4.Chromeタブが重すぎる?
Chromeユーザーの場合、気がつくとタブだらけになってPCが重くなってしまうことはありませんか?
とはいえ、後で開くからできるだけタブを閉じたくはない!という方も多いと思います。 『The Great Suspender』は一定時間アクセスがないタブを自動でスリープしておいてくれます。細かな時間設定や、スリープの対象にはしないページ指定などもできます。
価格:無料
5.サイト構造を瞬時に把握したい?
既存のWebサイトをリニューアルする際には、正確な見積もりや制作上のトラブルを防ぐために、事前に既存サイトのページ数や構造を知る必要があります。十分な情報を得られていないケースでは、サイトマップから当たりをつけていったり、ナビゲーションをたどって総当たりで調べたりとなかなかの手間がかかってしまいます。
『Integrity Plus』は、サイト把握のための労力を軽減し、機械ゆえの正確性も担保してくれます。サイトURLを入力して設定を調整するだけで、存在が確認できたページのURL、タイトル、階層、更新頻度などが確認できます。
気になった方は以下の詳細な紹介記事をご覧ください。
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価格:¥1,800
6.デバッグ作業を超速で解決したい?
Webサイト制作の現場では、公開までに何度も制作物であるHTMLが原稿と合っているのかチェックする必要があります。また、納品物に不足しているファイルがないか、不要なファイルが含まれていないかどうかの確認は、PMとして気を引き締めて行うべき大切な作業です。
目視によるチェックの場合、とても時間がかかる上に差分を見逃してしまう可能性があります。そんなときに活躍してくれるのが『Deltawalker』というサービス。
原稿とHTMLの作成内容をドラッグ・アンド・ドロップすると、テキストの差分を見つけてくれます。さらにファイルも比較して過不足・変更がチェックできるので納品前の整理に役立てることができます。
使う頻度は高くないツールですが、プロジェクトの最終局面で役立つツールです。
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価格:$40
ベテランPM・ディレクターの方でも使ったことのないツールがあったのではないでしょうか。A.C.O.にはツール好きなメンバーが多く、新しいツールや海外のツールも積極的に導入して試す文化があります。
イケてるツールを導入してプロジェクトを効率よく推進していきたいという方はぜひ一度オフィスに遊びにきてください。
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by Monstarlab Design Journal
Monstarlab Design Journal 編集部です。 モンスターラボデザインチームのデザインナレッジとカルチャーを発信していきます。
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Overview
×- 社名
- 株式会社A.C.O.
- 設立
- 2000年12月
- 資本金
- 10,000,000円
- 代表者
- 代表取締役 長田 寛司
- 所在地
- 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39恵比寿プライムスクエアタワー6F